人間関係をラクにする秘訣:誠実さ(Part 3)

ヨーガの聖典「ヨーガ・スートラ」に書かれている、「5つのやってはいけないこと(禁戒)」の1つである「嘘をつかない=正直(誠実)であること」。

この誠実さが人間関係をラクにすることについて、のシリーズ、今回は第三弾です。

Part 1はこちら
Part 2はこちら

黄色のカーネーションの花言葉は「拒絶」。人に贈る時は気をつけて・・・!

自分が嫌だな、と思うことに対して「NO」と断ること。

これも、自分に対して誠実であると言うことです。

断りづらいと言う方は、断った時に、相手に嫌な思いをさせたくないという思いを持っていることが多いです。それは、お相手のことを思っているようにも受け取られるのですが、なぜ、嫌な思いをさせたくないのでしょう?

相手が嫌な思いをしたら自分が批判されてしまう・・・実は、そんな恐れが潜んでいるのかもしれません。

幼少時に親が厳しかった場合は、「嫌だ」と拒否すると怒られるから、嫌なのに、我慢して「ハイ」と言ってきた方は、なおさら「NO」と言いづらいと思います。

そうすると、嫌な気持ちを感じるのが辛いので、そのような感情に蓋をして、「嫌だ」と言ってしまう。ずっと感じないよう蓋をし続けてきていて、本当の自分の感情に気づけていない場合もあります。

Part 2でお伝えした、心の中の「助けて」の声に気づく、と言うのと同じように、ここでも、まずは「嫌だ」と言う自分の本心に気づくこと、それが第一に必要な方もいらっしゃいます。

「嫌だ」と強烈な拒否感ではなくても、なんだかモヤモヤする、心からYES!と言う気がしない・・・。こんな違和感を大切にしてあげてください。

そして、なんだか、よく分からない、と言う時は、YESかNOの答えを出すことに急がないで。

自分の気持ちに向き合う時間をとって、「良い人であろう」と言うような気持ちも外して、素直に、自分の心に聞いてみましょう。

この時、いろいろ湧き出る思いをノートに書き出していくと、頭の中の混乱状態が紙の上で整理されていきます。

そして、やはり、自分は嫌なのだな、と分かれば、「断る」と言う行動に出ましょう!

このように、自分の心に誠実であることに自信を持ってみましょう。

そうすると、「断る」ことに躊躇がなくなっていきますよ♪


【今日のまとめ】
誠実である=嫌なことは断る=ラクに生きれる♪


肩の力を抜いて
りら〜っくす♪

あなたの心身の調和と健康を心から祈っています。